10月24日に父母のお一人で、料理研究家の薦田富美子さんによる味覚のお話を学童の3.4年生対象に行って頂きました!先ずは薦田さんによる味覚のお話を皆様もお楽しみください!!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
皆様、”味覚の1週間” ってご存知ですか?
フランス発祥の10月の第3週に行われる、”味覚の授業”を日本でも行いたいという料理研究家の先生が、故ジョエル・ロブション(*1)やフランスの三つ星レストランの
シェフから実践方法を学び、日本でもそれを参考に行っているものです。
(*1. ミシュラン至上最短で三ツ星を獲得した世紀最高の料理人と言われた方ですね。
恵比寿にもお店がありましたが、残念ながら今年の夏にお亡くなりになりました。)
「五感を使って味を知り、食を楽しむことを子ども達に伝えたい」と願い、
私もその使命を持って、学童にて行いました。
10月に行うのは、暑すぎず、寒すぎない時期が好ましい。
また、3、4年生というのは、自分の思った意見を自分の言葉で素直に発言できる年頃。食経験も増えてきた頃、という理由で、実施しています。
まず、味とは何か?
味はどこにあるか?どんな味があるか?
それから4つの基本の味について。
を聞きました。子ども達からいろんな意見が出ます。
「甘辛いってどんな味?」
というと「甘くて辛い味」と答えますが、「甘辛いのは辛くはなくて、甘くてしょっぱい味のことだよ
大人が好きな“いかの塩辛”は辛くはないんだよ
とってもしょっぱいことを“からい“と言ったりもするんだよ」
と、表現方法も教えます。
地方によって表現方法が違うことも、時間があれば伝えたかったです。
そして、基本の塩、酢、70%カカオのチョコレート、砂糖を味見しながら、それぞれが何からできているか発言してもらいました。
塩は海の水からできるというのは知っていましたが、岩にもあることを知っている子どもが少なかったです。世界的には海水よりも岩塩や地下の塩泉や塩湖の利用が70%を占めています。島国日本は海の塩が一般的ですものね。
塩は海の水からできるというのは知っていましたが、岩にもあることを知っている子どもが少なかったです。世界的には海水よりも岩塩や地下の塩泉や塩湖の利用が70%を占めています。島国日本は海の塩が一般的ですものね。
醤油も味噌も殆どの調味料に使われている大事な食材で、みんなの体の中にも一定量含まれるから、汗がしょっぱいんだよ。と伝えました。
酢は米酢を味見しましたが、むせてしまう子がいました。
まず匂いを嗅いで、色を見て、ちょっとだけ味見する。酢は米酢を味見しましたが、むせてしまう子がいました。
ほんの少し、舌先で味見するということを体験しました。
家にワインビネガーやバルサミコ酢、リンゴ酢など他のものがあったら味比べをしてね、と伝えました。
大好きなお寿司のご飯には、酢と塩と砂糖で作った寿司酢が使われていると話しました。基本の調味料が合わさって美味しいお寿司のご飯ができるというのはとても身近に感じたようです。
苦味はカカオ分70%のチョコレートで説明しました。
苦い食べ物はどんなものがあるか聞くと、抹茶やゴーヤ、ピーマン、薬、ビールなどが出ました。
チョコレートは大昔は苦い飲み物でした。そこに砂糖やミルクが加わり、現在は甘くて美味しい食べ物になりました。
苦いチョコレートは食べられなかったけど、みんなで食べたら大丈夫だったという子もいました。こうやって、食べられないものが克服出来るようになるのもみんなで食べる利点ですね。
甘みはグラニュー糖で味見しました。
砂糖は何から出来るかな?という質問に、「てんさい!」という子も。
サトウキビやサトウダイコンだけでなく、てん菜(ビート)からも出来るということを
お友達に教えてもらいました。そういうことって、忘れないものですよね。
みんなでワイワイとお味見した後は
何が入っているかをよく考えながら、五感をフルに使っての
試食タイム。
よく見て(視覚)、匂いを嗅いで(嗅覚)、触って(触覚)、食べる音を聞いて(聴覚)
口の中で味わって(味覚)いただきます。
食べながら、何が入っているかな?と、
クイズ形式でいただくので、少しずつ、味わっていました。毎日の食事もゆっくりいただくと味わえることを実践して
くれるといいですね。
・昆布と鰹節のだしで炊いた風呂吹き大根
・ゆず味噌(だしと砂糖入り)・トマト、酒粕入りグリッシーニ
・シナモン入りスイートポテト
日本人にとって誇れる和食の基本のだしの旨み。
みんな大好きでいてほしいです。
好きなものを最初に食べてしまう子、
最後にとっておく子など、食べ方も様々でした。
「食」という字は
「人」を「良」くする、と書きます。
いろんなものを食べて、食の楽しい美味しい記憶をたくさん作って欲しいです。
そして最後に、
嫌いなものはあってもいいんだよ。でも、絶対に食べない!のではなくていつか食べられるようになるといいね。嫌いなものでも、アレルギーでない限り飲み込める子になろうね!
あと、毎日美味しいご飯やおやつを作ってくれる
お母さんやお父さん、給食の先生や指導員さん
みんなに感謝しようね。と伝えて、味覚のお話を終わりました。
これを機に、食に興味を持ってくれたり、何気無く食べているものが
何からできているのかを考えるきっかけになったり、自分が食べているもので身体が作られていることを意識してもらえたら嬉しいです。
薦田富美子
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~大人も一緒に受けてみたい、そして食べてみたい、素敵な授業ですね!
夏のキャンプや父母懇親会時にはいつも美味しい一品をささっと作って差し入れて下さる薦田さん。
いつもありがとうございます!
今年の春にはお料理の本も出版されたので是非お手に取って見てみて下さいね!!
学童にはこんな素敵な父母の方々が沢山いらっしゃいます。また少しずつ紹介できると良いなぁと思っています。

コメント
コメントを投稿